2014年3月23日日曜日

その土地に合った言い回しを覚えよう

一言に英語圏とは言っても、国や地域によって会話でよく使う表現やフレーズはだいぶ異なります。

私はシンガポールに5年間住んでいましたが、現地の人が話す英語は中学や高校で習うものとは全くと言っていいほど別物でした。

例えば、コンビニでレジ袋をつけるかどうかを聞かれたときに、必要のない場合シンガポールではシンプルに"No need"と言います。おそらく中国語の「不要」から来ているのかと思いますが、このような表現は学校で学ぶような文法がしっかりした英語からすると全く「正解」ではないのではないかと思います。ちゃんと言うなら"I don't need a bag." とかでしょうか。

他にも、中国系の方が多いシンガポールでは、口語の英語の中に中国語の単語が混じる事がよくあります。私の友人も、何か連絡がほしいときに" Please lian luo me." と話していました("lian luo"は中国語で「連絡」の意味です。)

このように、一言に「英語」と言っても、話される地域や国籍によって全く違った表現、独特の言い回しが入りますので、実際に使う場面が決まっている方はそれに合わせて学ぶと良いでしょう。

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